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海洋プラスチックゴミ勉強会 ・海岸クリーン活動を行いました

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 6月10日(土)アクアマリンふくしまの岩田さんをお迎えして、3歳から11歳の子どもを含む22名と、海洋プラスチックゴミ勉強会~海岸クリーン活動付き~を開催しました。まず最初に豊間公民館で岩田さんが講師となり学習会を行いました。2年前にいわき市の江名港で、プラスチック製のナイロンバンドが首に絡まり、弱っていたキタオットセイをアクアマリンふくしまで保護し、治療して無事海に放流したこと。また、276個のプラスチックが胃の中から出てきたコアホウドリや深海で生息しているシーラカンスの胃の中からお菓子の袋が見つかった話を聞きました。私たちの生活には便利なプラスチックですが、これらがゴミとして海に流れ着き、そのゴミで苦しんでいる生き物がいることを知りました。
 岩田さんの勉強会の最後に、家族毎にワークショップを行って海のゴミについて再度考える時間を持ち、皆さんの思いがアンケートにも表れて、活動が有意義だったことを再確認できました。
 薄磯海岸に移動して清掃活動を行い、ペットボトルや細かくなったプラスチックごみ、タバコの吸い殻、アルミカン、釣り針がついたままの長さ15センチ位のルアーなど、燃えるゴミ4袋、燃えないゴミ1袋を回収しました。薄磯海岸は、前週に大々的に海の清掃活動を行い、また、ボランティアの方が清掃活動を行ってくれていることもあるなか、1週間でゴミが集まったことに驚きもありました。
 2050年には海の生き物より多くなると言われているプラスチックごみ。みんなで意識を少し変えれば、私たちも生き物も今よりも暮らしやすい世の中になるはずです。少しずつで良いので行動に移してみませんか?

 

アクアマリンふくしまの岩田さんから動物への影響を教えて頂きました

岩田さんの講和のあと、家族毎にワークショップを行いました

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