年頭挨拶

年頭にあたり、組合員の皆様に謹んでご挨拶申し上げます。

令和になり初めて迎えた新年は如何でしょうか。昨年は福島県に住む皆様にとっては、東日本大震災の傷が癒えない内に台風19号の直撃を受け、甚大なる水害被害となりました。その後に続く豪雨でも被害を受け、未だに避難生活や家屋の片付けに追われている方々が沢山いらっしゃいます。パルシステム福島では、パルシステム連合会や一般社団法人ピースボード災害支援センターと協力して、いわき地区で災害に遭われた方々にパルシステムで取り扱っている商品等を利用して、「みんなの炊き出し研究所」を開設し、炊き出しや公民館で行われたサロンのお手伝いをし、皆様に喜んで頂きました。
3月11日で震災から9年が経ちますが、その間毎年のように大災害が起こり、毎回組合員の皆さまから沢山の温かい募金を頂き、本当に感謝に堪えません。昨年12月にCOP25(国連気候変動枠組み条約)が開催され、その際には16歳のスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンべリさんの勇気ある行動が注目を集めました。「今すぐ変われる」という発言は心を打ち、毎年日本で起こる大災害も気候変動から起こっているとも考えられ、私達一人一人の小さなCO₂削減から大きなCO₂削減に繋げていく事が大切だと思います。

昨年10月に消費税が10%に引き上げられ(一部飲食料品と新聞は8%)、皆様の生活に多大な影響を及ぼしているのではないでしょうか。軽減税率の導入、キャッシュレス決済ならば5%還元・コンビニエンスストアならば2%還元(6月迄の期限付き)などと、どのような買物が賢い選択なのか、皆様混乱されている事と思います。私たち消費者は世間の言動に惑わされがちですが、1歩下がって良く考え、悪徳業者やネットなどの甘い誘いに惑わされないようにしましょう。

2020年を迎えた本年、パルシステムグループでは2030年ビジョン策定に入っております。次の10年間でパルシステムがめざすものをパルシステムグループ全体で討議し、決定していきます。組合員の皆様の生活は基より、「たべる」「つくる」「ささえあう」でともにいきる地域づくりが目指せるよう内容を吟味し、6月のパルシステム連合会通常総会で確認された後、皆様にお知らせしたいと考えております。

本年の組合員活動は、例年同様「ほんもの実感」くらしづくりアクションを基本にいろいろな学習会や料理教室、また環境に関わるいろいろな催しなどを開催していく予定です。いわき・郡山はもとより福島・白河でもテーマ活動を始めましたので、お近くの皆様はじめ、気になる活動がありましたら、是非ご参加ください。
本年は災害が無く、組合員の皆様にとって希望の年になりますよう祈念申し上げます。

2020年1月          生活協同組合パルシステム福島 理事長 高野祐子