「いただきます」上映会と監督トークショー報告

1月9日、パルシステム連合会にてVIN OOTA監督作品「いただきます」のドキュメンタリー映画をパルシステム福島のPLAメンバー4名で鑑賞してきました。
「いただきます」は玄米和食やみそづくりなどの食育を実践する福岡市の高取保育園の取り組みを1年間かけて映像に収めたドキュメンタリー映画です。高取保育園は「はなちゃんのみそ汁」の、はなちゃんが通っていた保育園でもあります。
この保育園の園長先生は「知育、体育、徳育の根本に食育がある」という教育理念をお持ちで、日本の伝統的な食養思想に基づき玄米・みそ汁・納豆を中心として献立を立てています。みそを調味料として考えるのではなく、食べることで健康を保つ(医食同源)として考えられているとのことでした。給食で食べるみそは5歳の園児たちが毎月100キロ楽しみながら仕込んだもので、それを毎日食べていました。

映像を見て、びっくりしたのが、(子供=あまり野菜は好まない)とイメージを持っていましたが、この保育園の子ども達はお茶碗によそった玄米も、ひじきの煮物もみそ汁もどの子どももきれいに食べていることでした。監督は1年間この保育園に通い撮影をしましたが、先生たちが「残さないように」といった言葉かけを子供たちにしているのを見たことがないとのことでした。どの子どもも美味しそうに全て食べてしまうそんな生きる力を持っていて、好き嫌いを作り出しているのは大人なのではないかと考えさせられてしまいました。きちんと食べることで、体をめいいっぱい使って遊ぶことが出来、お腹がペコペコになるまで頑張るからまた、しっかりと食べることが出来るのです。体を沢山使って遊ぶし、和食生活なので肥満体系の子どもも便秘の子どもも誰ひとりいないとのことでした。

映像の中には、10分で出来るみそ汁とおにぎりを園児と先生で作っているシーンもありました。みそと鰹節にちょっとした具。これをお椀に入れてお湯を注ぐだけ。これなら忙しくてもサッと出来そうです。気負いせず、一汁一菜でいいんだというメッセージと、和食やみそ汁の力を再確認した素敵なドキュメンタリー映画でした。


いただきます