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新年のごあいさつ

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あけましておめでとうございます。
組合員の皆様におかれましては、日頃よりパルシステム福島の事業と活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2度目の国際協同組合年となった2025年は、改めて「協同組合」について学び、その価値を再確認する一年となりました。協同組合とは、同じ願いを持つ人々が集まり、みんなで協力してより良い暮らしをつくっていく組織のことです。パルシステムを選んでくださった皆さんの、共通の願いとは何でしょうか?ぜひ声をあげて、活動に参加し、一緒に明るい未来をつくっていきましょう。

昨年は戦後80年という年でもありました。しかし、4年目を迎えようとしているウクライナ戦争は未だ終結に至らず、イスラエルによるガザ地区への攻撃は停戦合意後も続いている状態です。平和な世の中を築いていくために、私たちは何ができるでしょう。唯一の被爆国として核や戦争の悲惨さを伝えていくのはもちろんのこと、身近な人に親切にしたり、違う意見の人を否定したり攻撃したりせずに、理解しようとすることも大切だと思います。

日本国内においては、とどまることを知らない物価高騰の波により、私たちの生活はひっ迫し、貧困格差もさらに拡大しています。日本の子どもの貧困率は、世界的に見ても高い状況です。パルシステムでは、学ぶ意欲がありながら、家庭環境や経済的な事情で進学が困難な若者を応援する「給付型奨学金制度」を運用しています。これまでに組合員の皆様から総額2億3千万円以上の募金が寄せられ、奨学生は延べ109人となりました。組合員の皆様の温かいお気持ちに、心より感謝申し上げます。困難な時こそ助け合う、一人ではできないこともみんなでならできる、ということも、協同組合のすばらしさですね。

まもなく、東日本大震災から15年を迎えます。原発事故による帰還困難区域はだいぶ縮小され、少しずつ帰還が進んでいる自治体もありますが、まだまだ復興は道半ばです。廃炉作業や除去土壌の処分など、課題も山積しています。原発に頼らない再生可能エネルギー「パルシステムでんき」を推進していくとともに、パルシステム福島では被害の大きかった相双地区にも配達エリアを拡大し、復興に少しでも貢献していきたいと考えています。

2026年が皆様にとってより良い一年になりますよう、お祈り申し上げます。

2026年1月            生活協同組合パルシステム福島  理事長 池端美雪

池端美雪理事長

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